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本格的な雪シーズンが到来し新千歳空港では今冬から導入の有色の防除雪氷剤の使用を開始

 本格的な雪シーズンが到来し、新千歳空港では今冬から導入の緑の防除雪氷剤(ADF)の使用を開始しました。

 これまで国内空港においては、無色の防除雪氷剤が使用してきましたが、今冬より世界基準の有色の防除雪氷剤を国内主要空港で使用を開始し、デアイシング剤はオレンジ色、アンチアイシング剤は緑色を使用します。

 

 今冬では、新千歳・羽田・成田・関西・中部国際空港での使用が決まっており、その他国内各空港では2024年冬からの使用が予定されています。
Photo : 国交省

 この有色防除雪氷剤は、機体に散布した範囲が明確に分かるため、防除雪氷作業の効率化、運航の安全性(散布漏れの防止)の向上に寄与します。

 なおADFは主成分である無色・無臭のプロピレングリコールのほか、有色化するための成分等が少量含まれます。有色化するための成分は、食品添加物(食紅など)や、シャンプー・石けん等の着色に使用することが出来るものと推定されることから、人体や自然環境への悪影響は少ないとみられます。

 その他の成分としては、増粘剤、酸化防止剤等が含まれ、製造メーカーヒアリングなどによると、食品(果実加工品、漬物、パン、マヨネーズ等)などにも使用されているものとなります。

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