JALは、A350-1000型機の初号機(JA01WJ)を受領し、フランス・トゥールーズから羽田空港に向けてデリバリーフライトを行っています。
現在のところ羽田空港に到着する時間は、午前10時頃を予定しており、JALの新フラッグシップとなる同型機が拠点とする羽田空港に初めて降り立つことになります。
Photo : JAL
今後は、運用訓練などを行った後に、2024年1月24日より東京/羽田~ニューヨーク/JFK線に同型機を投入し、2号機は2023年度内に導入し、同路線(JL006/JL005)をA350-1000で毎日運航します。さらに、3号機の受領後は、2地点目として羽田~ダラス・フォートワース線に投入する予定となります。
A350-1000は、国際線従来機に比べ、省燃費、かつ低騒音の環境に優しい機材となり、最新の省燃費機材での運航によりCO2排出量の15~25%削減を実現します。さらに、A350-1000で運航する日本出発便の燃料搭載量の1%相当をSAFに置き換えることとし、今後の路線拡充に併せてSAFの活用を拡大する計画です。
JAL、アメリカン航空に羽田スロットを配分するようアメリカ運輸省に要請「ユナイテッド航空は路線移管するだけで損失をもたらす」