会社更生手続きを行ったフライカンウォン/フライ江原ですが、新たな投資家が資金計画を提出できず再就航が遠のく見込みであることがわかりました。
複数の現地紙などによれば、昨年12月に実施された2回目の応札において、応札者が初めて現れたものの、裁判所が1月31日を期限として要求していた資金計画書が提出されなかったことから、この入札が終了しました。
これにより同社は、裁判所に再生計画案提出の延期を申請する予定とみられていますが、ソウル回生裁判所は、2月中に進展がみられない場合は、回生手続を廃止することも視野に入れているとの現地報道があります。
当初は、順調に新たな投資家が見つかった際は、2024年上半期に再就航することが予想されていましたが、現状ではこれが遠のいたと考えられます。Photo : Fly Gangwon