カンタス航空は、B737-800型機に順次スプリットシミタールウィングレットを装着する計画であることを明らかにしました。
同社は、燃費性能の向上および、二酸化炭素排出量削減を目的として2026年末までに23機のB737-800型機を対象にスプリットシミタールウィングレットを装着する予定としており、翼端にB737MAXで採用されている形状のウイングレットが装着されることになります。
このウイングレットの採用により、燃費性は2%向上し、年間8000トンの二酸化炭素排出量を削減できる見込みとしており、その数値は、3300台以上の車の二酸化炭素排出量に相当するとしています。
なお同社は、今後約10年以内にB737-800型機を退役させる予定としていますが、今回の改修機が退役順では最後になるとみられています。Photo : Qantas
カンタス航空、A330とA380型機の更新機材としてB787-9/10とA350-1000型機を計24機発注 A380型機の退役は2032年から