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カンタス航空、A330とA380型機の更新機材としてB787-9/10とA350-1000型機を計24機発注 A380型機の退役は2032年から

 カンタス航空は、A330とA380型機の更新機材を選定し、後続機の発注を行ったことを明らかにしました。

 今回の発注規模は、B787が12機、A350型機が12機となり、B787の内訳はB787-9型機を4機、B787-10型機を8機となり、2027年から受領を開始します。そしてA350型機においては、A380型機の後続機としてA350-1000型機を12機発注し、2028年から受領を開始する予定となります。なおA380型機の退役は、2032年から開始する予定であることが明らかにされています。

 またA330の更新機材となるB787とA330の両機ともに、A330に比べ航続距離が向上していることから、今後は既存路線をカバーするだけでなく、新路線も開設すことが可能になるとの見方をしています。

 なおエアバス、ボーイングの両社ともに、 受領のタイミングを調整することが可能な契約となっているとしています。Photo : Qantas

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