大韓航空は、ティーウェイ航空に対し運航支援でアシアナ航空のA350型機をリースする方針であることがわかりました。
大韓航空は、アシアナ航空との統合に伴い、EU当局の審査を通過するために韓国とEUを結ぶ4つの路線(フランクフルト・ローマ・パリ・バルセロナ)をティーウェイ航空に路線移管することを決め、EU当局は承認の条件として路線の移管先となるティーウェイ航空に運航支援をするよう大韓航空に指示しました。
これに伴い同社は、今後自社機材およびアシアナ航空の機材もティーウェイ航空にリースする予定であると現地紙が報じています。具体的には、大韓航空の機材としてA330-200型機を5機リースするほか、アシアナ航空の機材としてA350-900型機を3機リースする方針とみられています。
大韓航空機材に関しては、ウェットリースするとみられていますが、アシアナ航空機材に関してはどのようなリース方式をとるのかは、現時点で不明となります。
今後ティーウェイ航空は、4月にクロアチのアザグレブに続き、6月にフランスのパリ、8月にイタリアのローマ、9月にスペインのバルセロナとカナダのバンクーバー、10月にドイツのフランクフルトに順次就航する予定とみられています。Photo : Asiana Airlines