ユナイテッド航空は、近日中にA321neoのリース導入の契約を発表する可能性が高いことがわかりました。
これはBloombergが報じたもので、開発遅延が確実視されているB737MAX10の代替機としてA321neoをリース契約で追加導入する予定としており、間もなくリース契約が発表される可能性が高いとしています。
導入機数は最大で36機とみられ、2025年から2027年に受領する予定で調整が進められているとしています。
ユナイテッド航空CEOは追加のA321neoに導入に向けて協議を行っていることを認めているほか、ボーイングに対してはB737MAX10の開発ではなく、既存のB737MAX9の生産に注力するよう要望するなどしており、機材不足による経営悪化を避けたい狙いがあるとみられています。
なお同社は、A321XLRを含むA321neoを計180機発注していますが、現時点の保有機数は6機に留まっています。Photo : United Airlines