オーストリア航空は、1週間内にB787-9型機の初号機を受領する見込みであることがわかりました。
ルフトハンザグループは、香港を拠点とするリース会社中国飛機租賃有限公司/CALC( China Aircraft LeasingCompany)から計2機のB787-9型機をリース導入する予定としており、現在2機がフランスのタルブ空港に駐機している状態となります。
このうち1機の元バンブーエアウェイズで運用されていたOE-LPMは、3月22~25日の期間にウィーンへ移送される予定となり、もう一方の将来的にOE-LPLで登録予定の機材は、今後台北に移送され客室内の改修を行い、その後ウィーンへ移送するとみられます。
今後同社は、2024年6月15日のウィーン~ニューヨーク線のOS87便を皮切りに長距離路線に投入し、その後は7月1日のウィーン~シカゴ線のOS65便に同型機を投入する予定としており、将来的には増機に伴い成田線への投入も予定しているとみられます。なお同社は、計11機のB787-9型機を導入する予定です。Photo : Austrian Airlines