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エーデルワイス航空、A350-900型機の導入を正式発表 2025年から導入を開始すると共にA340型機の退役を開始

 スイスインターナショナルエアラインズ傘下のエーデルワイス航空は、A350-900型機を合計6機導入することを正式発表しました。

 既報の通り同社は、同型機を導入する見込みでしたが、これまでの情報通り計6機の導入とし、2025年夏に初号機を受領する予定です。また2026年までに既存のA340-300型機をA350型機に更新する計画としており、長らく活躍した4発機が同社から去ることになります。

 同社が導入するA350-900型機の一部は、ラタム航空で運用された機材であることが明らかにされており、これはルフトハンザグループが購入した機材( PR-XTC、PR-XTD、PR-XTG、PR-XTM)とみられています。

 なお今回の発表に伴い同社のBernd Bauer CEOは「長距離路線用機材の近代化は、エーデルワイスの約30年の歴史の中で画期的な出来事です。我々は2026年にヨーロッパで最新の長距離路線用機材を主力するエアラインの一つになります。」と述べています。

 また親会社のスイスインターナショナルエアラインズもA350-900型機の導入を決定しており、両社共にA340型機の更新機材としてA350型機を導入することになります。Photo : Edelweiss

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