ルフトハンザグループのCarsten Spohr CEOは、現在のボーイングの混乱について「非常に迷惑」とコメントして注目を集めています。
これはスイスの現地紙のインタビューで同CEOがコメントしたものとなり、アラスカ航空のB737MAXの事故から現在のB787をはじめとした航空機の品質問題について以下のようにコメントしています。
「これは非常に迷惑なことで、私たちには多くの追加コストがかかります。しかし、私はボーイングが問題を解決してくれると確信しています。この業界には2つの強力なプロバイダーが必要であり、ボーイングがまたすぐに、より信頼性の高い素晴らしい航空機を製造できるようになることに誰もが関心を持っていることでしょう」
同氏は批判しながらも期待を込めたメッセージを送ったほか、現在保有するボーイング機に関しては安全基準を満たしているとし、安全運航に問題が無いこと強調しました。
現在も混乱が続くボーイングですが、同CEOが期待するように、今後経営体質を変えることができるのか全世界が注目しています。Photo : Boeing