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カンタス航空、需要の低迷を理由にシドニー~上海/浦東線を運休 事実上の中国本土からの一時撤退

 カンタス航空は、2024年7月28日からシドニー~上海/浦東線を運休すること発表しました。

 同路線は、新型コロナウイルスの影響により運休し今年始めから運航再開を果たしましたが、約半年で再度運休入りすることになります。

 今回の運休理由は、需要の低迷としており、ここ数ヶ月の搭乗率は約50%で推移しているとしています。

 同社のCam Wallace CEOは、将来的に上海に戻る可能性も排除しないとし、カンタス航空は市場の状況を注意深く監視していく予定であるとコメントしていますが、この運休により中国本土便は消滅することから、事実上の中国本土からの一時撤退とみられます。なお香港線は引き続き運航を継続します。

コロナからの需要回復が遅れる中国市場ですが、経済悪化も一因と指摘する声もあり、一時世界の各社が中国路線を相次いで開設しましが、以前の勢いはないのが現状となります。Photo : Qantas

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