オーストラリア運輸安全局(ATSB)は、カンタス航空のA380型機のエンジン内から2ヵ月間行方不明であった工具が発見されたことを公表し、現在調査中であることを明らかにしました。
エンジン内から発見されたのは、コンプレッサーの回転工具とされており、2023年12月6日に紛失したことが確認されており、同社のロサンゼルスの整備施設で定期整備を受けていたA380型機のVH-OQIの第1エンジンのファンブレードの後ろから2月2日に見つかったとしています。
なお見つかった工具は、プラスチック製のものとなり、ATSBは調査中に重大な安全上の問題が特定された場合、適切な安全対策が講じられるよう、ただちに関係者に通知する予定であるとし、最終報告書は2024年7月以降に公開するとしています。Photo : Qantas
カンタス航空、A330とA380型機の更新機材としてB787-9/10とA350-1000型機を計24機発注 A380型機の退役は2032年から