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エミレーツ航空、2024年9月1日より機内改修を完了したB777-300ERを東京/羽田~ドバイ線に投入へ

 エミレーツ航空は、2024年9月1日より機内改修を完了したB777-300ERを東京/羽田~ドバイ線に投入することを発表しました。

 エミレーツ航空は、保有するB777型機の客室インテリアの改装を2024年7月1日より実施し、約2週間かけて客室の内装を全面的に改装した後、各路線での運航を再開します。

 計画ではファーストクラスの改装に加えて、1-2-1配列を採用した新しいビジネスクラス38席、エコノミークラス256 席、さらに最新プレミアム・エコノミークラス24席が導入されます。

 改装されたB777型機のビジネスクラスはプライバシーの確保と快適性の向上に重点を置いたスタッガードシート配列を採用し、すべての座席が通路に面しており、いつでも通路に出られるように配慮されています。座席は幅20.7インチ、シートピッチ最大44インチで、フラットベッドにもなる快適なシートです。

 エミレーツ航空は機内改装計画への投資の一環として、保有する合計81機のB777型機の改装を実施し、改装が完了した最新機を投入する路線を、今後数カ月にわたり順次発表していきます。

 現時点では、ドバイ~ジュネーブ線(EK83/84)に2024年8月11日から投入を開始し、東京/羽田~ドバイ線(EK312/313)には2024年9月1日、ドバイ~ブリュッセル線(EK183/184)には9月11日から投入することが発表されています。Photo : Emirates

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