エールフランス航空は、東京/成田~パリ/シャルルドゴール線を冬ダイヤから運休することが決まりました。
この決定は、同社が現地紙に対して明らかにしたもので、2024年10月26日の運航をもって同路線を運休するとし、これにより同社は成田空港から一時撤退します。
今回の運休理由は、成田空港で接続している提携エアラインであるエアカランが、成田~ヌメア線の運休を決定したことを受けたものとしています。
なおこれら運航便を予約していた利用者に対しては、シンガポール経由便(シンガポールにて両社便が接続)に自動振替となり、今後両都市を結ぶ運航便はシンガポール線を主体とすることが決まっています。
成田空港としては、エアカランのニューカレドニアへの直行便と国際主要都市であるパリへの直行便が消滅することになり大きな痛手となります。かつては、A380が投入されていたような路線となりますが、羽田空港の国際線の発着枠拡大なども影響し、現在のような状況に至っています。Photo : Air France