エアアスタナは、A321LRを改修し3つ目の燃料タンクを追加しました。
A321LRは、オプションにて3つ目の燃料タンクを追加することが可能ですが、これまでエアアスタナが保有していた機材は、追加の燃料タンクを搭載していないモデルでした。
エアアスタナは、ロシア上空を飛行できなくなったことで、アルマトイ~ロンドン線を経由便化しましたが、この改修機により、直行便での運航が可能となり、直行便として運航を再開しています。
現在同社は、9機のA321LRを運用し2機を保管中、さらに7機を発注中ですが、最大5機に追加燃料タンクを装備する計画としており、この機材を使用し2026年に東京/成田~アルマトイ線を開設します。なおこの改修により、おおよその計画目的地をカバーできることから、現時点でA321XLRは発注しない模様です。Photo : Air Astana