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リヤド航空、2025年初旬に初期段階の就航路線を発表 東京/成田~リヤド線が含まれるとの見方も

 2025年の就航を目指し準備を進めているサウジアラビアの新国営エアラインのリヤド航空は、2025年初旬に初期段階の就航路線を発表することを明らかにしました。

 これまでの情報によれば、2025年初期には約20~30路線が発表される見込みですが、この中に東京/成田~リヤド線も含まれるとの見方もされており、早期に日本へ乗り入れることが期待されています。

 先日海外メディアのインタビューに応じた同社のTony Douglas CEOは、改めてアジアとヨーロッパの接続を強化する方針であることを明らかにしており、具体的に東京というワードを出すなどして、早期に路線開設する可能性があることを示唆しています。

 現在までにアジアにおいては、東京、ソウル、上海、シンガポール、ヨーロッパではロンドン、パリ、フランクフルトなどが都市名として挙がっており、これら路線をリヤドで接続させ、リヤドを一大ハブへと成長させる計画とみられています。なお同社CEOは、以前までエティハド航空のCEOを務めていたことから、これら市場の現況を深く理解している人物でもあります。

 来年には路線の発表となりますが、果たして初期段階で成田線の開設が発表されるのか注目です。なお遅くとも2030年までには路線開設される予定であることから、日本人旅客にとっても新たな選択肢が加わり、中東でのトランジット旅客の獲得競争は更に激しくなっていくとみられます。Photo : Riyadh Air

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