成田空港 航空ニュース

成田空港、冬ダイヤ開始となる2025年10月26日から年間発着回数を34万回へ引き上げることが決定

 成田空港は、2025年10月末から開始される冬ダイヤにおいて、年間発着回数の上限を34万回へ引き上げる方針で調整を進めていましたが、国、県、地元自治体と2025年1月24日に合意に達しました。

 これにより冬ダイヤ開始となる2025年10月26日から年間発着回数が現行の30万回から34万回に引き上げられることになり、既に一部時間帯で満杯となっている発着枠も確保されることになり、新たな需要を取り込むことが可能となります。

 既に成田空港は、高速脱出誘導路の整備などを実施済みで引上げ分の処理能力を有しており、現状の運用時間を継続したうえで、航空需要の取り込みを図ります。なお同空港においては、第3滑走路の建設工事が開始されており、2029年3月末までに年間発着回数50万回を実現する整備が進行中で、羽田空港と合わせて首都圏の発着枠を100万回へ引き上げる計画です。

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