香港航空当局は、機内でのモバイルバッテリーの使用を2025年4月7日より禁止することを発表しました、
今回の措置は、多発している機内でのモバイルバッテリーからの火災に対処するもので、今後香港に登録のあるキャセイパシフィック航空をはじめとするエアラインにおいては、機内でのモバイルバッテリーの使用が制限されることになります。
なお機内への持ち込みは認められますが、荷物棚への収納は禁止されることになり、座席ポケットまたは座席下での保管が求められることになり、万が一発火した際に早期に対処できるようにします。
モバイルバッテリーの火災においては、直近では飛行中の香港航空機の荷物棚から出火するトラブルが発生しており、今回当局は事態を重く見て早期に対処した形となります。
今後このような規制は更に広がりを見せることが予想され、現在エアライン別に基準を設けてケースが多いですが、今回の香港や韓国などのように当局が介入していくとみられます。Photo : Hongkong Airport
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