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ボーイング、777Xの認証手続きが当初想定よりも時間を要していることを明らかに 2026年の納入予定は維持

 ボーイングは、777Xの認証手続きに当初想定よりも時間を要していることがわかりました。

 これはボーイングのKelly Ortberg CEOが明らかにしたもので「認証手続きは予想より遅れているが、新たな技術的問題は見つかっていない」とし、若干の遅延はありながらも大きな遅延に繋がらないことを示唆しました。

 ただ同型機の遅延においては、僅かな遅延でも財務的影響があるとの認識を示しており、当初予定から6年遅れていることから、顧客への金銭的な補償などの可能性があるとみられます。

 これまでの計画では、順調に認証試験が進めば、2025年末頃から2026年前半には777Xが認証され、早ければ2026年半ばにも初号機がルフトハンザドイツ航空に納入される見込みでしたが、このスケジュールが若干ながら遅延する可能性があります。

 現在の認証手続きの進捗状況はフェーズ2(ABCD)のフェーズ2Cの段階で、2Dの騒音試験の承認を得て試験を開始する段階です。この試験が完了すると、次はフェーズ3に移行し、補助動力装置(APU)の試験、機体の安定性と操縦性の確認、静電気試験などの主要試験を開始することになり、その後最終フェーズの4へと進み、型式証明を取得する流れとなります。Photo : Boeing

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