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エミレーツ航空、777Xの開発遅延で搭載予定であったビジネスクラスの座席を多額の費用をかけて破棄

 エミレーツ航空は、777Xの開発遅延で、搭載予定であったビジネスクラスの座席を多額の費用をかけて破棄したことがわかりました。

 これは同社のTim Clark 社長が海外紙のインタビューで明らかにしたもので、当初2020年に引き渡しが予定されていたことから、それに合わせて準備していたビジネスクラスの座席が時代遅れとなってしまったことから、難しい決断だったがその座席を破棄をしたとしました。

 またその一連の費用は約2,000万~3,000万ユーロ(最大約50億)がかかったことを明らかにしており、ボーイングの遅延が同社に対して大きな経済的な負担をかけていることがわかっています。なお同社長は、予てからボーイングに対し損害賠償を求める姿勢でありましたが、この費用も含めて請求していくのは不明です。

 現時点では、2027年に納入が開始されることが有力とみられる777Xですが、エミレーツ航空は同型機に最新のシートを搭載する方針としており、サービス品質で定評のある同社が、同型機にてどのようなサービスを展開していくのか今後も注目です。Photo : Emirates

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