エミレーツ航空は、導入予定のA350-900型機にファーストクラスを搭載する可能性が高いことがわかりました。
同社は、A350-900型機にファーストクラスを搭載しないとみられていましたが、情報筋によれば最初に受領する7機には、ファーストクラスを搭載する可能性が高いとみられます。
このファーストクラス設置に伴い重量を考慮して乗務員の休憩室は設けないとみられることから、導入初期は、乗員の休憩が必要になるような長距離路線への投入は想定していないことが考えられます。なおA350には2つの乗務員休憩室があり、航空機の前方に2つのベッドを備えたパイロットエリアと、航空機の後方に6台のベッドを備えた客室乗務員エリアが客室上部にあります。
先日エミレーツ航空は、A350-900型機を追加発注し、合計65機を導入する予定としており、今後は様々なマーケットを想定して複数の機内レイアウトの同型機が就航していくものと考えられます。なお受領計画においては、初号機の受領は、2024年8月を予定しており、2028年初めまでに全65機を受領する予定としています。Photo : Emirates
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