エミレーツ航空は、B777Xの納入遅延で既存機の改修費用を請求する方針であることがわかりました。
これは同社のTim Clark 社長が明らかにしたもので、当初予定から納入が5年遅れているB777Xについて、既存機の改修費用はボーイングが負担すべきであるとし、今後ボーイングに補償を求める考えであるとしました。
現在エミレーツ航空は、同型機の納入遅延により既存機のB777-300ERとA380型機の競争力を維持するために多額の費用を投じて機内改修を行っています。
現時点でボーイングは2025年の納入を予定しているとしていますが、各エアライントップはこの納期についても遅れる可能性があることに言及しており、正確な納期は見通せない状況となっています。Photo : Boeing