ルフトハンザドイツ航空は、A340-600型機の運用期間を延長する方針を固めたことがわかりました。
これはルフトハンザグループのCarsten Spohr CEOが明らかにしたもので、早ければ2025-2026冬スケジュール内にも退役させる可能性が示唆されていましたが、2026年夏スケジュールにおいても同型機の運用を継続する方針としました。
この運用期間の延長は、787-9型機の受領遅れや、プレミアムクラスにおける大陸間路線の需要が引き続き堅調であることが主な要因としています。
同型機においては、コロナの影響もあり当初2021年の退役が予定されていましたが、アフターコロナにおける航空需要の急増、導入予定機材の受領遅延、同型機に搭載されているファーストクラスの需要などを背景に度々運用が延期されてきました。
ただ787-9型機の受領に関しても、徐々に見通しがたってきた現状があることから、2026年には見納めとなる可能性が高いとみられています。Photo : Lufthansa
ルフトハンザグループ、2030年までに6機種の退役を行う計画を発表 A340-600は2026年を予定し747-400は2027年に退役を予定




