日中関係悪化により中国市場の航空需要は低迷が予想されるものの、他市場では更なる航空需要の増加が見込まれる2026年は、多くのエアラインが日本への新路線開設や就航を計画しており、今回注目のエアラインをピックアップさせて頂きます。
【エアアスタナ】東京/成田~アルマトイ線 2026年3月末就航予定
本路線においては、JALとコードシェアを実施することが発表済みとなっており、JALの東京~札幌・名古屋・大阪・福岡・那覇、エアアスタナのアルマトイ~東京、並びにアルマトイ~アスタナ・アティラウの路線でコードシェアを実施。A321LRに燃料タンクを追加する改修も完了しており、就航日を最終調整中。
【リアリークール航空】東京/成田~バンコク/スワンナプーム線 2026年初旬就航予定
タイのFSCの新エアラインとして成田線のチャータ便の運航を開始し、その後成田・中部・新千歳の順に定期便を開設していくことを予定。ただ、昨年夏以降就航準備の進捗状況が不明となっており、就航の現実性は不透明。
【スターラックス航空】宮古/下地島~台中線 2026年2月13日就航予定
本路線は、冬ダイヤ期間の定期チャーター便として運航。また宮古/下地島~台北線線においては、2026年2月12日から運航再開。
【スターラックス航空】東京/成田~台中線 2026年3月30日就航予定
既存の東京/成田~台北便に加え台中線の開設により成田空港発着路線は2路線に拡大。首都圏空港から台中までの唯一の直行便で、両都市間の交流人口増加が期待される。なお年内には高雄線の開設の可能性もあり、引き続き市場に注力。
【日本トランスオーシャン航空】沖縄/那覇~台北/桃園線 2026年2月3日就航予定
JTAはこれまで「うちなーの翼」として、沖縄と日本各地を結ぶ路線を担ってきたが、初の国際線に進出。那覇を玄関口として、JALグループの国内線や国際線ネットワークと組み合わせることで、周辺の離島をはじめとした日本各地への周遊や地方誘客にもつなげる計画。
【ジェイキャスエアウェイズ】大阪/関西~富山・米子 2026年秋就航予定
2026年秋の運航開始を目指して準備を進めており、2026年2月にATR72-600型機の初号機を受領している。トキエアに続く本邦新エアラインとして就航に漕ぎつけることができるのか注目だ。
【オマーン航空】東京/羽田~マスカット線 2026年就航の可能性
2025年夏ダイヤにおいて、オマーン航空が同空港を発着する東京/羽田線向けのスロットを確保したことが明らかになり、今後路線開設に向けた動きが出てくるのか注目されている。2026年の就航は難しいとしても、路線開設の検討は行っているとみられ、近年増加している日本~中東間の新たな選択肢となることが期待される。
【トルクメニスタン航空】東京/成田~アシガバート(アシガバット)線 2026年就航の可能性
日本とトルクメニスタンは、両国間の直行便就航に向けた活動を推進することで昨年末に一致しており、これに伴いトルクメニスタン航空が就航に向けた動きが出ていることがわかっている。旅客、貨物のどちらでの就航となるかは不明だが、2026年には就航に向けた具体的な動きが出ることが期待される。
以上は現在に至るまでの情報となりますが、2026年は引き続き継続的な増便傾向が続くものと予想され、地政学リスクはあるものの、多くの新規就航や増便期待できる1年となりそうです。またA321XLRなどの新機材が多くのエアラインに普及し始めたことから、将来的な日本発着の新路線の計画などが出てくることが期待されます。Photo : Air Astana



