オマーン航空の貨物部門は、新たに燃料サーチャージと戦争リスクサーチャージを導入することを決定しました。
今回の措置は、2026年3月18日から、同社の全ネットワークを対象に適用されます。導入の背景には、中東情勢の緊迫化に伴う航空燃料価格の不安定な変動に加え、紛争地域やリスクの高いエリアを運航する際に発生する戦時保険料や、セキュリティコストの急激な増大があります。
具体的な運用面では、戦争リスクサーチャージは貨物の重量(kg単位)に基づいて課金され、燃料サーチャージは米国メキシコ湾岸のジェット燃料価格指標に連動し、毎週月曜日に料金が見直される仕組みとなります。
これらの追加料金は、オマーン発着の貨物のみならず、オマーンを経由するすべてのトランジット貨物にも適用されるため、国際的な物流コストへの広範な影響が懸念されます。同社は、現在の不安定な市場環境において運営コストを適切に管理するための不可避な措置であると説明しており、今後も運航環境の変化に応じて柔軟に料金を調整していく方針を示しています。Photo : Oman Air




