スカンジナビア航空は、中東情勢による燃油高騰で2026年3月から4月にかけて1,000便超を運休する方向で大規模な運航調整を計画していることが明らかになりました。
現地報道によれば、同社は2026年3月中に数百便の欠航を予定、さらに需要が落ち着くイースター休暇明けの4月には、少なくとも1,000便以上の追加運休を計画しているとしています。
今回の運休計画の背景には、ジェット燃料の高騰があります。同社は、燃料ヘッジを行っていないとみられており、これまで進めてきた米連邦破産法第11章(チャプター11)に基づく経営再建プロセスにおいて、手元資金の流動性を優先し、高額なヘッジコストを回避してきたことから、今回のような想定外の地政学リスクによる市場価格の上昇がダイレクトに営業費用を押し上げる結果となったとみられます。
なお運休となるのは、主に代替便の調整がつきやすい北欧3カ国の国内線や域内路線を念頭に置いたものと見られており、現時点では東京/羽田〜コペンハーゲン線などの日本路線に影響は及ぶとの情報はありません。Photo : SAS




