スカンジナビア航空は、経営再建策の一環として保有する一部機材の削減を決定しましたが、導入して間もないA350型機もその対象となり、1機目が中古市場に登場したことが確認されています。
同社のA350型機においては、2機(MSN378/391)をリースバックさせる計画ですが、今回新たなリース先を探して市場で出たことが確認されたのは「SE-RSC/MSN391」となります。
この機体は、コロナ禍でSASにデリバリーされた機齢約2年半の機体となり、同社では大きな活躍をすることなくリースバックされました。
A350型機は、リースを含む中古市場でも人気を集める機種であることから、他機種に比べ早い段階で新たなオペレーターが見つかることが予想されることから、今後どのエアラインが導入するのか注目が集まります。なお現在A350型機の中古市場においては、スカンジナビア航空のほかに元ラタム航空の3機がリストアップされています。Photo : SAS