カンタス航空は、本日2022年1月11日よりA380型機を定期路線に再投入します。
本日のシドニー発ロサンゼルス行きQF11便で再開を予定しており、週3便はA380、週1便はこれまで同様のB787型機での運航となります。
同社のA380は、新型コロナウイルスの影響を受け約2年にわたりアメリカ・カリフォルニア州のモハーベ砂漠で保管していましたが、航空需要が回復に向いたことから、今年末までに計6機が復帰予定となっており、今週末には2機目のA380がシドニーにフェリー予定となっています。
なお当初予定よりも復帰時期が早まりましたが、これは国際線を運航したB787パイロットが帰国時に長期隔離される影響によりパイロット不足となったことが影響しており、減便しても提供座席数を補えることから、前倒しでの復帰が決まっています。
コロナ禍3年目に突入したことこにより、コロナとの共存を目指す国々が増え、航空需要も回復してきていることから、同型機の復帰を決めるエアラインが徐々に増えています。Photo : Qantas