日本貨物航空は、2022年2月11日に運航した機体から約60kgの部品が欠落したトラブルを受けて、保有同型機を一斉点検し、問題が無いことを確認したと発表しました。
このトラブルは、2022年2月11日に上海/浦東発東京/成田行きのKZ226便の運航を担当したB747-8F(JA14KZ)が、成田空港着陸後の点検において、一部部品が欠落していることが発見され、その後成田空港A滑走路脇でその部品が見つかったトラブルとなります。
この部品は、Flap Track Fairing (主翼の高揚力装置の可動部を覆うカバー)となり、重量は約60kg、大きさは長さ440cm x 幅60cm x 高さ75cmとなり材質は、プラスチック(一部金属を含む)となります。
既に同社は、保有同型機の両翼同部位に対する一斉点検を直ちに実施し、問題無い事を確認したとしており、現在、部品欠落に至った原因の究明と再発防止に全力を挙げて取り組んでいると発表しています。Photo : Boeing