ルフトハンザグループは、スイスとアメリカの関税交渉の影響を受け、今後受領予定の全てのボーイング機をスイス経由で受領する可能性があることがわかりました。
スイスは、2025年8月7日よりアメリカに39%の事実上の懲罰関税を課され国内が混乱している状況ですが、この状況打開策として、交渉の代表団の一員としてワシントンを訪問したスイスインターナショナルエアラインズのJens Fehlinger CEOが、ルフトハンザグループが受領するボーイング機をスイス経由とすることを提案したと現地紙は報じています。
この計画では、ルフトハンザグループが今後7年間で受領予定のボーイング製航空機の約100機を対象としており、これをアメリカ側が発表することで、先日の日本の例のようにトランプ大統領の成果と国民に対しアピールでき、結果的に関税の引き下げに繋がるとの見方です。
なお同グループは、アメリカの関税政策の影響を受け、一時は追加関税回避を目的としEUに加盟していないスイス経由での受領を検討しましたが、その後の交渉でアメリカとEUは航空分野において一律15%の関税率を適用することに合意しており、この計画は無くなっていました。Photo : SWISS




