キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、2019年11月の輸送実績を発表し、旅客数が前年同月比で9%減少したことを発表しました。
スポンサーリンク
旅客数の減少は4ヵ月連続となり搭乗率は3.2p減の80.1%を記録しています。また香港を訪れた旅客数は46%減少しており、減少幅は前月の35%から拡大しています。
同社のRonald Lam CCOは、現在も香港市場を取り巻く環境は厳しい状況としており、今後も各方面から旅客数が前年割れとなることを予想しているが、ある程度はトランジット客の増加により相殺できる見込みとしています。
また現在直面している市場環境から需要と供給を最適化し、当初の計画である3.1%の成長計画を見送り、2020年の提供座席数を前年比1.4%削減することを決定したことを発表しています。
同じく香港をベースとする香港航空は急速に財務状況が悪化していることが明らかになっており、トランジット客数がキャセイパシフィック航空に比べ少ない同社は更に厳しい輸送実績であることが推測されます。
画像引用:Airbus
スポンサーリンク
スポンサーリンク