香港航空は、新型コロナウイルスの影響で、近く数百人規模の人整理を計画している模様であると現地紙が報じました。
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同社は、昨年から継続している逃亡犯条例に伴うデモによる旅客数の急激な減少から、財務状況が悪化しており運航路線の縮小や、新規融資を受け財務改善を図っていました。
その後も不安定な財務状況が指摘されており、香港の空港当局が香港航空の所有する7機を財産確保の目的で押収するなど、常に経営が不安視される状況が続いています。
そして今年に入り新型コロナウイルスの感染が拡大したことにより、多くの運休便が発生し、予想していた収入が大幅に減少したほか、運休による運賃の返金が必要になったことから財務状況を悪化させているものとみられます。
同社の全フライトの40%は中国本土行であり、週間便数では134便から69便まで減便しており今後も旅客数、運休便数も拡大していくものとみられます。
現状、弱り目に祟り目の状態となっており人員削減も現実味を帯びており、今後が心配される状況となっています。
参考記事:South China Mornig Post
画像引用:Airbus
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