キャセイパシフィック航空は、ボーイングが開発中の最新鋭機となるB777Xの受領延期、または発注機材をB787-10に変更することを検討しているとSouth China Mornig Post(SCMP)が報じました。
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先週シアトルの現地紙は、同社がB777Xのキャンセルを検討している模様と報じていましたが、SCMPは既に事前支払い分として航空機代金の50%の支払いを終えていることが予想され、キャンセルにより支払い分を失うリスクを犯す可能性は低いとしています。
B787-10型機に発注をコンバートした場合は、B777Xで想定している長距離線の航続距離や輸送量をある程度カバーすることもでき機材購入費を抑えられるメリットがあることから、昨今の新型コロナウイルスの影響により資金を確保したい同社にとって選択肢の一つになることが十分考えられます。
今後同社とボーイングの間で、何らかの話し合いの場が持たれることが予想されますが、どちらの機種になろうともキャンセルにならない限り同社にとって初めての導入機材となります。画像引用:Cathay Pacific
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