カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、導入の意向を示していたB737MAXの導入を見送るほか、発注済みの機材を最大で10年遅れで受領する方針であることを明らかにしました。
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同社は、最大で60機のB737MAXを導入する意向書をボーイングと交わしていましたが、既にボーイングには導入しないことを伝え、他機種への変更を検討しているとしています。またボーイングとエアバスに対し来年までは新機材を受領しないことを通知しているとし、今後受領を予定していた新機材も最大で10年遅れで受領する計画を明らかにしています。
同CEOは、受領延期を認めない場合、自社を顧客として失う可能性があると警告していますが、その後エアバスは、カタール航空に向けた声明かどうかは明らかになっていませんが、契約を守らないエアラインには訴訟も辞さない考えを明らかにしています。
なお同社は、ボーイングとエアバスと合計約160機の確定発注の契約を交わしています。
【ボーイング】B787-9×23機、B777-8×10機、B777-9×50機
【エアバス】A321neo×40機、A321LR×10機、A350-1000×29機
参考記事:MGAZANET 画像引用:Boeing
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