ANAが合計3機を導入する計画としているA380型機、通称フライングホヌの3号機が現地時間10月21日、エアバスの拠点となるトゥールーズにてアクセプタンスフライトを実施したことが明らかになりました。
アクセプタンスフライトを実施したことから、問題が無ければこのままデリバリーへ移行する見込みです。
※アクセプタンスフライト:発注エアラインのスタッフが初めて搭乗するフライトで、エアバススタッフと受領予定航空機の性能を確認し、問題があれば製造側は修正、無ければデリバリーのスケジュールへと移行します。通常はエアバス、発注エアラインの両社スタッフが搭乗します。
3号機(JA383A)は、当初4月に受領を予定し6月からホノルル線に投入予定であったものの、新型コロナウイルスの影響を受け受領延期措置としていました。同機はハワイの「夕陽」をイメージしたサンセットオレンジに塗装されており、この機材の受領によりANAが導入予定のA380の計3機は全て揃うことになります。
また11月15日にはフライングホヌを使用した遊覧飛行を予定していることから、タイミングが合えば同機が投入される可能性も考えられます。