アフリカの国営エアラインのナミビア航空は、2021年2月11日から運航を停止し、会社を精算する手続きに入ることを発表しました。
同国のIipumbu Shiimi 財務大臣は、ナミビア航空に財政支援を行う余裕が無くなり、他企業からの支援など、あらゆる手段を検討したものの、会社を精算する決断に至ったことを発表しました。また同エアラインには約600名の従業員がいますが、今後1年分の給料は補償し、予約済みの乗客に対しては返金を行うとしています。
Photo : Air Namibia
なおナミビア航空は、A330×2機、A319×4機、ERJ135ER×4機を保有し、創業74年の会社となります。
またナミビア航空は、2レターコードとして『SW』を使用していますが、予てから『SW』の使用を希望し、同エアラインへ変更を打診していたとされるサウスウエスト航空(WN)は、念願の『SW』を手に入れる可能性が高まっています。