ルフトハンザドイツ航空は、ボーイングに発注している計20機のB777-9型機を、当初の計画通り受領する計画であることがわかりました。
これは同社の年次報告書で明らかにされたもので、当初2020年に受領を予定していたB777Xの開発遅延により、B777Xの発注分を一回り小さい機材へ変更する可能性があることを現地メディア等が報道していましたが、現時点では2023年から2025年にかけて20機のB777-9型機を受領する計画であることを示しています。
また既報の通り、今後保有機材を燃費性の優れた最新鋭機に更新していく計画であることも明らかにしており、今後数年をかけて旧世代機を退役させ、大型機のA380・B747-400の後続機となるのがB747-8とB777-9になります。
なおB777Xは、新型コロナウイルスの影響により需要が低下しているものとみられており、115機発注しているエミレーツ航空は、B787へ発注変更を検討していることが伝えられています。Photo : Lufthansa