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東海航空の乗務員同士の殴り合いのトラブルで処罰 パイロットは免許取り消し

東海航空の乗務員が飛行中の機内で殴り合いのトラブルを起こしたことを受け、中国民用航空局は、対象乗務員に処罰下したことを発表しました。

このトラブルは、既報の通り2021年2月20日の南通発西安行きのDZ6297便(使用機材:B737-800)の飛行中の機内において、機長が客室乗務員を叱責したことから、殴り合いの喧嘩に発展し、客室乗務員は腕の骨を折り、機長は歯を失ったものとなります。

中国当局は事態を深刻に受け止め、機長のライセンスを剥奪し、対象の客室乗務員には行政処分を下すとし、航空会社に関しては、新路線の開設を当面認めないとする処分を下しています。また東海航空は、独自に対象乗務員の乗務員を生涯乗務停止とすることを発表し、計15名の幹部職員に罰金を科すとことを発表しています。

また同社は、再発防止に努め規則を遵守し安全運航に努めたいとの声明を発表しています。

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