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香港当局、シンガポール航空に対し香港到着便の運航を停止するよう指示

香港当局は、シンガポール航空に対し香港到着便の運航を2週間停止するよう指示したことがわかりました。

これは3月31日にシンガポールから香港に到着した同社便(SQ882)において、1名の新型コロナウイルスの陽性が確認されたほか、3名が指定外クリニックでのウイルス検査を実施していたことが判明し、香港当局が定めた規則に抵触したことが理由とされています。

以上のことからシンガポール航空は、4月3日から16日の期間においてシンガポール発香港行の運航便を停止することを決定しました。なお香港発シンガポール行のフライトは継続となります。

これまでに類似した理由で、エアインディア・ブリティッシュエアウェイズ・エミレーツ航空なども同様のペナルティを受けており、香港当局は定めているチェック項目をエアライン側も徹底するよう指導しています。

なお香港とシンガポールでは、昨年11月にトラベルバブルを実施することを発表しましたが、感染者数の拡大により現在も実現に至っておらず、開始のタイミングを模索している状況となります。参考記事:The Straits Times Photo : Singapore Airlines

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