エアバスは、2023年の納入を目指し開発しているA321XLRの最初の主要コンポーネントとなるセンターウイングボックス(翼胴結合部)が完成したことを発表しました。
A321XLRのセンターウイングボックスの製造を担当するフランスのナントにあるエアバスのチームは、同機の最初のセンターウィングボックス(CWB)を完成させました。これは、新しい航空機タイプ用に完成した最初の重要なコンポーネントの1つであり、ベルーガでハンブルク工場に納入され、今後初号機の構造組み立てを開始する準備が整った事を意味します。


Photo : Airbus
同機に開発にあたっては、最大離陸重量機能の向上をサポートするために、スパー、フレーム、上部パネルと下部パネルなど、CWBの一部が強化され、A320ファミリーの他機種に比べ200ヵ所以上の変更が加えられています。燃料システムコンポーネントもCWBに追加され、胴体に統合された新しいリアセンタータンク(RCT)に燃料を供給できるようになり、A321XLRの燃料容量が約12,900リットル増加し、合計で最40,000リットルの容量となり、ナローボディ機最長の航続距離を実現します。
同機は、従来機よりも30%の燃費向上を実現し、航続距離はナロボディー機の世界最長航続距離の8,700kmとなり、今まで大型機では採算ラインに乗らなかったような都市間の新路線開設など可能となり、市場のゲームチェンジャーとなる機種として注目を集めています。




