中国東方航空は、国内線の予約状況がパンデミック以前の数字を越えていることを明らかにしました。
同社によれば4月~5月は、2019年の同時期を越えた数字を記録しているとしており、国内需要が順調に回復していることを明らかにしています。また国の感染対策が功を奏し、経済は確実に回復基調にあるとし、客単価は未だに2019年水準にまで回復していないものの、夏の旅行シーズンに向け改善していくとの予測を示しています。
また国際線に関しては、海外での感染拡大が続くことから、今後を見通すの難しいとしていますが、一部のアナリストはこれまでの海外旅行需要が国内に向くとの分析しています。
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたとされる中国では、いち早く国内の航空需要は回復していっている模様ですが、世界的に完全に回復するには、数年単位で時間を要する見込みです。参考記事:sohu Photo : Airbus