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香港当局、スクートに対し香港到着便の運航を4月16日から2週間停止するよう指示

香港当局は、スクートに対し香港到着便の運航を2週間停止するよう指示したことがわかりました。

これは4月11日にシンガポールから香港に到着した同社便(TR980)において、2名の新型コロナウイルスの陽性が確認されたほか、到着した1名が必要な書類に不備があったことから、香港当局が定めた規則に抵触したことが理由とされています。以上のことからスクートは、4月16日から29日の期間においてシンガポール発香港行の運航便を停止することを決定しました。なお香港発シンガポール行のフライトは継続となります。

スクートは、陽性が判明した2名に関しては出発前の検査で陰性であったとし、残る1名の書類不備に関しては、出発地での書類チェックを実施するためのプロトコルとスタッフトレーニングを今後強化するとコメントを発表しています。

これまでに類似した理由で、エアインディア・ブリティッシュエアウェイズ・エミレーツ航空・シンガポール航空なども同様のペナルティを受けており、香港当局は定めているチェック項目をエアライン側も徹底するよう指導しています。

なお香港とシンガポールでは、昨年11月にトラベルバブルを実施することを発表しましたが、感染者数の拡大により現在も実現に至っておらず、開始のタイミングを模索している状況となります。参考記事:The Straits Times Photo : Scoot

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