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ジェットスター、国際線用機材となるB787を国内線に投入

オーストラリアのジェットスターは、国内需要の回復を受け、これまで長期保管としていたB787を復帰させることがわかりました。

同社のB787は、通常日本路線などの長距離国際線に投入されていますが、今回国内需要の回復を受け、最大5機を7月以降から順次高需要路線に投入する計画としています。なお同機の座席数は、335席となっており、通常国内線で活躍するA320の約2倍近い輸送力が増強されることになります。なお具体な投入路線は、メルボルン~シドニー・ゴールドコースト・ケアンズ線となります。

カンタス航空グループは、オーストラリアが新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んだ事、国際線が当面制限されてる事を理由として、当面国内線の需要が伸び続けると予想しており、ジェットスターはパンデミック以前の水準の120%、カンタス航空は107%になると予想しています。

なおライバルのヴァージンオーストラリア航空も、機材を増強して国内線の需要に対応する計画を発表するなどしており、オーストラリアの国内線は今後完全に日常に戻るものとみられています。参考記事:7news Photo :Melbourne Airport

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