タイ政府は、2021年7月からプーケットにおいてワクチンを接種した外国人観光客を隔離期間無しで受け入れる計画を発表していましたが、これが遅れる可能性が出てきました。
これは現在タイにおいて、新型コロナウイルスの感染が拡大し、連日1日あたりの新規感染者数が過去最高を記録している影響や、プーケットにおいてワクチン接種が想定よりも遅れていることが影響しています。
これまでタイは、国内での感染が抑制できている状態が続いていましたが、先週には1日あたり約1,500名の感染者が確認されるど感染拡大の兆候を見せています。また政府はプーケットの地元住民の70%がワクチンを接種する事が再開の条件としていることから、ワクチン接種の遅れは、プログラムの遅延に直結する問題となります。
政府は今週に会議を行い、プーケットで受け入れ再開が可能かどうかを判断するものとみられています。これまでの計画では、プーケットでのプログラムが成功した場合は、チェンマイ、サムイ、クラビ、パタヤ、パンガーにおいて10月から同条件で受け入れを再開し、2022年の適切な時期に全土で同条件による受け入れ再開を目指す内容となっていました。参考記事：Thai Visa Photo : Suvarnabhumi Airport
