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ハワイ州、2021年5月11日からワクチンパスポートを導入 まずは島内間で実施し夏を目処に対象範囲を拡大へ

ハワイ州のイゲ知事は、2021年5月11日より検疫が免除となるワクチンパスポートを導入する事を発表しました。

このプログラムは、まずはハワイの島内間での運用を開始し、ハワイでワクチンを打った人を対象とします。通常は10日間の隔離が義務化されていますが、ワクチンの接種を証明するために専用ウェブサイトに接種カードをアップロードすることでそれが免除となります。

またこのプログラムは、今後夏の旅行シーズンを目処にアメリカ本土線にも広げる計画としており、いずれ日本を含めた太平洋路線にも拡大しワクチン接種を証明することだけでハワイに渡航できる日が近くやってくる事が予想されます。

ハワイ州では、昨年10月から72時間以内の陰性証明書の提示により隔離期間が免除となるプログラムを開始し、これまでに270万人以上が利用し、ハワイの観光も徐々に活気を取り戻しています。今後は更に手軽な手続きとなるワクチン接種を証明することで旅行が可能になる見込みであることから、渡航のハードルが更にさがり、ハワイの観光業が活性化することが期待されます。

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