フィンエアーは、機内食の販売事業を拡大しデリバリーサービスへの対応を開始した事を発表しました。
同社は、オンラインフードデリバリーサービスを展開するFoodora社と契約し、機内食を自宅に届けるサービスを5月3日から開始しています。
このサービスの開始に伴いフィンエアーキッチンのMarika Nieminen VPは『Foodoraオンラインフードサービスとの新たな提携により、Taste of Finnairを多くの新しいお客様に提供できるようになりました。多くの人が将来の旅行を夢見ているときに、自宅で小さなフィンエアーを体験できる機会を提供したいと思います』とコメントしています。
Photo : Finnair
同社は、昨年10月からケータリングスタッフの雇用維持や新たな収入源の確保を目的として、ビジネスクラスの食事をスーパーマーケットで販売する『Taste of Finnair』の取り組みを開始しましたが、今回この事業をデリバリーサービスへと拡大しており、当面は恒久的な事業となることへ言及しています。
多くのエアラインは、アフターコロナを見据え、感染症の再来にも耐えうる会社にするため、航空運送事業以外での収入を増やす取り組みを始めており、今後各国のエアラインがどのような事業に取り組んでいくのかも注目となります。