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関西エアポートなどがモデルナ製ワクチンの流通体制を形成 JALがブリュッセルから関空への輸送を担当

武田薬品工業が、日本での製造販売承認を取得した新型コロナウイルス感染症ワクチンである「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」について、近鉄エクスプレス、JAL、関西エアポート、三菱倉庫、一般社団法人日本医薬品卸売業連合会に所属する会員構成員企業40社、メディパルホールディングスは、ベルギーから日本までの輸送から国内の接種会場への流通を本格的に開始する事を発表しました。

モデルナ製ワクチンの保管温度はマイナス20度±5度と厳格な管理が求められていることから、厳格な温度管理と適切な輸送を実現するワクチンのコールドチェーン流通網の形成を実現しています。

近鉄エクスプレスは、フォワーダーとして欧州から日本までの国際輸送業務全般を請け負い、JALなどの国内外協力会社と綿密に連携することで、ワクチン輸送を安全かつ迅速に行う体制を構築します。

JALは、定期便が就航していないブリュッセル空港からの運航となるものの、徹底した温度管理、輸送時間・貨物状態のモニターによる高品質な貨物ハンドリングを提供し、関西エアポートは、本ワクチンの国内最初の窓口となる空港において、安全かつ確実な輸入、および搬送を行うため、関係者と共にタスクフォースを立ち上げ、迅速と安全な輸送をコンセプトに、ワクチン輸送のリードタイムを極力短くするサポート体制を整える予定となっています。

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