インドネシア政府は、2021年7月からバリ島を含む3島で外国人観光客の受け入れ再開を検討していることがわかりました。
これはインドネシアのジョコ・ウィドド大統領が明らかにしたもので、感染状況が予想通りに推移して抑制できた場合に、7月にも外国人観光客の受け入れを再開するとしており、対象となるのはバリ島、バタム島、ビンタン島としています。
また受け入れ再開の準備として、観光業従事者を含む対象グループに対して広範な予防接種プログラムを実施しているとしており、特定の島でワクチン接種を進め、集団免疫を獲得できる水準に達すると、受け入れを再開するものとみられます。
現在のところ外国人観光客の入国条件などは明らかにされていませんが、来月にはタイ政府がプーケットで受け入れ再開を開始するなど、東南アジアでも徐々に観光再開に向けた動きが出始めています。なお日本からバリまでの唯一の直行便を運航するガルーダインドネシア航空は、現在のところ成田・関西の両路線を運休としていますが、今後運航を再開させるのか注目となります。