ルフトハンザドイツ航空は、パイロットに早期退職制度を用意し、A380のパイロットの退職者には特別ボーナスを支給することがわかりました。
これは現地紙が入手した内部向けの資料から明らかになったもので、航空需要の減退によりパイロットの人数を調整するために行われ、同社の55歳以上のパイロットが対象となります。
またその資料には『ルフトハンザが使用しなくなるA380のパイロットは、早期退職制度に参加することで35,000ユーロ(約460万円)の特別ボーナスを受け取ることができます。』との記載があり、退役が決定的となっている同機の処遇は引き続き退役に向けた道を歩んでいると推測されます。
同じ大型機材のB747-8に関しては徐々に復便が進み、9月にはB747-400も復帰する予定となっていますが、航空需要が回復しようともA380の復帰は厳しい状況と言えそうです。Photo : Lufthansa