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ベトナム航空、保有するATR72を全機売却し後続機にはリージョナルジェットを検討 貨物エアラインの設立も

 ベトナム航空は、保有するATR72を全機売却する計画であることがわかりました。

 現在子会社のVASCOが6機のATR72を保有し、A320が乗り入れできないコンダオをはじめとする小規模空港に同機を投入していますが、今後全機を新型のリージョナルジェット機に置き換えて機材更新を図ります。

 同社はこの機材更新により、コスト削減、安定した運航、サービス品質の向上、他の航空会社との競争に成功することが期待されるとしており、7月14日の株主総会でもこの計画が承認されています。

 またベトナム航空は、今後貨物エアラインの子会社を設立することも検討しており、パンデミックにより旅客機の座席を取り除き貨物量を増加させるなどしたことで、貨物エアラインの設立を進めるためにリハーサルを行うことができたと同社のLe Hong Ha CEOは述べており、アフターコロナにおいては貨物エアラインの設立を進める考えを明らかにしています。Photo : Vietnam Airlines

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